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2017年1月2日月曜日

ネパール・タイランド・ツアー 2016 その3

バンコク・チェンマイ 編

もう去年の秋の話、と言わねばならなくなった、「ネパール・タイランド・ツアー」の最後は、ここ数年毎年出かけて行っているタイランド、バンコクとチェンマイ。

でも、今回は様相が違う。国王の崩御により、30日間の歌舞音曲を控えるようにとのお達し。

タイ国民ではない私達にしてみれば、厳密に守らなくても良いように思えることだけれど、圧倒的に多い国王シンパの人々の国タイランドでは、大ぴらに従わないものは世間の大顰蹙を買ったり、取り締まりの対象になってしまう。



そんなこんなで、宣伝が出来ないと言う理由もあって、予定されていたライブは一旦全てキャンセル。
30日が過ぎる日が、私たちの帰国の日と重なるため、日程変更も不可能でした。

唯一、バンコクの沖縄料理屋、「金城」のライブのみ、日程変更をして開催してもらいました。
SNSのみの告知だけで十分の集客が出来るからで、ほとんどバンコク在住の日本人のお客さんでした。
ライブの様子を1曲だけ、アップしてもらっています。


沖縄料理のお店なのですが、4階建ての1つのビル全体がお店で、 一度4階までに上がって、別階段で一つ下がると、隠れ部屋のようなライブ空間が現れ、音響機材も照明設備も揃ったライブ・ハウスとなっていました。
沖縄のミュージシャンを中心に良くライブが行われているようです。

この日に何と、最寄りの電車の駅で、工事中だった巨大クレーンが転倒する大事故があって、道路も大渋滞、列車も一時ストップしていたようです。
「マイペンライ(大丈夫だあ!)」の国らしい、とてもいい加減な安全管理状態の工事現場ですが、前日にお店近くの宿に滞在していたから事なきを得ましたが、遠方から車移動で会場入りだったら、予定通りにたどり着けなかったかもでした。

そして、翌々日には空路チェンマイ入り。
こちらは、全くのライブ予定なしで純粋に観光旅行。そして、チェンマイの友人たちと会食をして、次回のチェンマイでのイベントの話などをしてきました。早ければ2月にと言う話をしていたのですが、ちょっと無理は出来ないし、レコーディングもあるので、やっぱり秋になるのかな?

最初の3泊は、チェンマイの中心街にある宿で滞在し、以前から好みのレストランに行ったり、お気に入りの雑貨店(パカヨー)に出かけたり(移転していて、最終的に移転先には行けましたが、まずは移転前のショップのすぐ近くで娘さんが営業している店に行きました。)

次の2泊は、以前からの友人、うさとのスタッフであるGさんとKさん夫妻の家にお邪魔して、滞在させてもらいました。
チェンマイ郊外のサラピー地区にあり、広いお庭のある素敵な住まいでした。
ただ、残念なことに、ギッグさんがインフルエンザで寝込んでしまい。ようやく回復したと思った最終日にはまだ幼い娘さんが移ってしまって、みんなでゆっくり遊びに出かけることが出来ませんでした。

そして、次の2泊は、バーンロムサイの施設に併設されている素敵な宿泊施設「hoshihana village」にて、ゆったりとくつろぎの日々を過ごしました。

ここまでは、出発前からの予定の行動だったのですが、この先からは現地での「行き当たりばっ旅!」

街中での宿泊は避けたかったので、郊外を探して見つけたのが3ベッドルームの1軒屋。
3泊以上でのレンタルなので、3泊4日で、移動の前日に予約。

行ってみると、欧米人の居住者が多い、高級住宅街の中の一軒。向かいの家がオーナーで、やはりヨーロピアンの気さくなオバサンでした。

住宅街なので、歩いていけるようなショップはなく、ちょっと辛いかなと思っていたら、自転車が4台あって、4人でサイクリングが可能。
平坦なところで、快適に走れて、ちょっと走って住宅街を出ればローカルなショップやレストランがあって、結構快適に過ごせました。

交差点の角には屋台っぽい食堂があって、何度も通いました。
その先の、お寺の入り口に出店している屋台にはいろんな惣菜が売っていて、買って帰って自炊したりして過ごしました。

そして、最後の3泊は少し街に近づく郊外にあるレトロなホテルを見つけました。
フロントの女性の英語の発音が今までになく聞き取りづらくて、簡単な単語でも何度でも訊き返さなければならなかったところがローカル感満載です。
そして、初日が週末だったこともあり、お客さんも多かったのですが、ほとんどタイ人でローカル気分に浸ってました。えまさんはたいそう気に入ったようで、次回のチェンマイ滞在もここで決めているようです。

そして、ここでの滞在中に、GさんKさんファミリーが、移転したパカヨー周辺で行われていたイベントに連れて行ってくれました。
土日の2日間のイベントで、日曜日はタイでのお祭り「ローイクラトン」の前日でもあり、大勢の人で賑わっていました。

そんなこんなで、最後はバンコクで2泊して、またまたお気に入りのサンティ・アソック寺院に出かけて、お目当ての買い物を済ませて、寺院の中でしばし寛いで、帰路につきました。

JALでのバンコク往復便だったのですが、行きは深夜便。帰りは、日中の便ですが、何と羽田乗り継ぎの伊丹行きの便。
羽田での入国チェックのため、荷物を一度ピックアップして預け直さなければならなかったり、国際線から国内線への乗り継ぎのため、モノレールに乗らなければいけなかったり、と結構面倒な状況でした。

安いチケットには、それ相当な理由がある。ということですね。

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